いつもお越しくださり有難うございます。


今回は【９手詰】です。手数が長いからと、敬遠しないで欲しいなぁ。
もし、難しいと感じたら、できるところまで進めて、答えを見ながらで良いですから「そうなんだ！」と思っていただけたら、そこからこういう《手筋》があったんだと気づいてもらえたら、一つ学んだことになるでしょうし、気が楽になって詰将棋を解くのが楽しくなるかもしれません。

《手筋》を学んで、玉を詰ます面白さを味わってみませんか




【９手詰】
勝浦　修九段作
  持ち駒：銀。
ヒント：と金が役立つ解決策。
レベル：５分で初段。
























#ライフスタイル


#後期高齢者




【正解】
☗３二銀不成
☖同玉
☗４一銀
☖同金
☗４三角成(参照：左図）
☖２三玉
☗３四馬引き
☖同歩
☗２二馬
までの９手詰み。












◩勝浦九段による解説
２手目☖１二玉や☖同香は、いずれも☗３四角成以下早く詰む。
☖３二同玉の場合は３手目☗４一銀で守備金を呼ぶ。一連の効果で☗４三角成から☗３四馬引きの解決策が成立する。



私からの工夫の一手
問題図を見て初手☗３四銀成が直感で浮かびますよね。ただ、すぐに銀成と打つと玉に１二へ逃げられ、と金を消されて追い詰めることができません。
１二と金を取られないようにする工夫が必要になるでしょう。

この時点で「詰み形」が見えた方もいらっしゃっるのではないでしょうか。
３手目☗４一銀～☖同金には角で金を取らずに５手目☗４三角成が【決め手】になるでしょうか。
馬のラインを活かして、ヒントの「と金が役立つ解決策」に通じると金と連携した☗２二馬の詰み。

比較的わかりやすい《技》のように見えました(^^♪


最後までお付き合いくださり有難うございました。

では、ごきげんよう(^_-)-☆




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